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2016.03.29 UP!

不妊治療をはじめる前にする6つの検査

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不妊治療をはじめようと思っても、なんとなく「不妊」とか「治療」とかに抵抗があり、はじめるのをためらってしまう。
でも、長く不安を抱えているよりも、まずは検査からなので、はじめてしまった方が早く解決するかも。
そんな不妊治療のとっかかりとなる検査について知って、治療をはじめるときの参考にしましょう。

主な検査は6つ

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不妊の検査は以下が6大基本検査と呼ばれています。
正確な検査をすることによって、治療の方針を決め、より早く、なるべく費用をかけずに治療を勧めましょう。

■基礎体温

■精液検査

■頚管粘液検査

■フーナーテスト

■子宮卵管造影検査

■経腟超音波検査(エコー)

詳しく順番に見ていきましょう。

妊活「基本のき」基礎体温を測定しておく

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基礎体温の測定は妊活をはじめていれば、既に毎日つけている人も多いはず。
不妊治療をはじめるにあたり、「排卵が正しく起きているか」「妊娠できる状態になっているか」といった様々な判断します。

可能であれば、受診する2〜3ヶ月前から記録をつけておいて、持参するのがいいでしょう。

基礎体温についての詳細はこちら→結局基礎体温ってなんなの?女性の体を守る基礎体温

男性の検査!一般精液検査

不妊治療は女性が原因か、男性が原因か、その判断も重要です。
一般性液検査では「精液の量」や「精液の濃度」、「精子の運動率」、「総運動精子数」、「奇形率」を診断します。

最近では自宅で採精する場合も多く、女性が検査に行く際に容器を預かり、男性が病院に行かずに検査結果だけを報告する、ということもできます。

こちらの記事もチェック!→妊活男子の徒然日記 vol.1

頚管粘液検査

子宮頸部から分泌されている頸管粘液は、排卵後は粘度が上がり、最近などが侵入するのを防いでいますが、排卵数日前には粘液量が増え、さらっとした状態になります。
これにより精子が動きやすくなり、子宮内に入りやすくなります。

排卵はしているけど、妊娠しないときなどにこの検査します。
これによって、子宮頸部から分泌されている「粘液の量」や「粘度」、「乾燥させたときの結晶のかたち(植物のシダ状)」を確認します。

検査の方法は、膣内にスポイト状の筒を入れて粘液を採取するもので、痛みはほとんどありません。

性交渉後におこなうフーナーテスト

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方法は「頸管粘液検査」と同じで、膣内から粘液を採取して検査をします。
これは精子がちゃんと子宮頸管粘液の中で運動しているか、正常な形状をしているかなどを調べるため、必ず排卵日頃に検査日を指定し、病院に行く前日か当日に性交渉を行います。

フーナーテストは約400倍に拡大した範囲の中に、どれだけ元気な精子がいるかを見ます。
だいたい、15個以上元気な精子が確認できれば、妊娠する確率が高く、4個以下の場合は妊娠の可能性が低いと言われます。
この検査自体は、男性の体調などにもよってしまうため、何度か繰り返すことが通常です。

何度か行って検査結果が不良の場合は、「抗精子抗体検査」を行う場合もあります。

抗精子抗体検査

男性も女性も、精子に対して抗体(精子の動きを封じたり、子宮内への侵入を妨げたりする)を持っている場合があり、その場合は子宮内での受精が難しくなります。
この検査が陽性の場合は、不妊治療の方針を人工授精や体外受精へとしていくことが多いです。

卵管の腫瘍を見つける子宮卵管造影検査

排卵された卵子が子宮に向かうときに、卵管に腫瘍や癒着などがあると、それのせいで卵子を運ぶことができずに、受精できなくなってしまいます。
そういった詰まりなどを調べるために子宮口から造影剤を注入して、レントゲンを撮るのが「子宮卵管造影検査」です。

この検査では、子宮内にチューブを固定し、造影剤を注入する際に痛みが 生じます。

また子宮卵管に造影剤を注入することで、軽い癒着がはがれる可能性があり、この検査によって副次的に妊娠率が上がるとも言われています。
そのため、この検査を行った後6ヶ月間はゴールデン期間なんて呼ばれることもあります。

経腟超音波検査(エコー)

排卵日の前後に行い、卵巣内の卵胞の大きさ、数などを見て、排卵日の予想を行います。
また、初めて行うときは、「子宮の状態」、「子宮筋腫」、「子宮腺筋症」、「卵巣嚢腫」などを調べます。

ちゃんと排卵がされているかを調べるためにも行われる、一般的な検査です。
方法は、通常は細長い超音波プローベを膣の中に挿入し、モニターで画面で確認するものです。

治療の第一歩は検査

どんな治療をするにしても、まずは検査をすることからはじまります。
今回紹介した一般的な6つの検査でも、人によってどの検査をするかは変わります。
病院の先生にも聞いて、きちんとどんな検査をするのか理解して、不妊治療に臨みましょう。

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